2014/05/01
Fixcraft Core V2 Front Disc Hub
昨年のV1が好評博、ソールド・アウトとなったFixcraftのCoreシリーズ・ハブがバージョン・アップして帰ってきました。今年の"V2"ハブ、まずはフロント・ディスク・モデルが発売となり、国内にも早速(プロトタイプのV3と共に)入ってきましたので、簡単にご紹介。
ボディは今回も台湾製で6061材からの削り出し。コーンナット部分には7075材を使用し更に鉄製のインサートをかますことで耐久性の向上を図っており、ベアリングには前モデル同様EZO製のシールドベアリングを使用しています。
逆に変更となったのはハブ軸部分。トラックハブなどでお馴染みのナット止めタイプからBMX等でお馴染みのフィメール・アクスルのシャフトとアクスル・ボルトを採用。シャフト、ボルトはそれぞれクロモリ製で、ボルト側は17mmのレンチ、M6のヘックスの両方が使える8/32"径のものとなりました。BMX等で比較的よく使われている規格なので、代替品の入手も簡単なのではないでしょうか。
元々ヨーロッパの大きなトーナメントに代表されるような機材の安全面のレギュレーションが厳しい大会では、ハブを固定するナット部分から突き出しているシャフトは切断しなければならなかったりしましたが、仕様を変えてよりプレイヤー側の負担を減らしてくれています。(大会当日に会場でカットするの結構大変なんですよね。(笑))
ホール数も前モデル同様36と48。Fixcraftは会社の方針として48だけではなく36も必ずラインアップに加えてきますね。
因みに写真のモデル、ピューター・カラーの"V3"仕様ではフィメール・アクスルのシャフトを7075ジェラルミンを使用して軽量可を測っていますが、市販品(二枚目の写真の奥に見えるホット・ピンクのモデルがそう。)ではより耐久性のあるクロモリを使用しています。
重量は市販品モデルがカタログ値で330g、実測でおよそ336gとなっています。(V3モデルはおよそ60g程、市販のものより軽量化されています。)
この仕様で価格もおよそ$95US。昨年のV1発売時と比べると為替自体はかなり円安方向に振れていますが、それでもまだまだコストパフォーマンスは抜群でしょう。
現在NAHのルール変更を受けて大きくモデル・チェンジしたリア・ハブもテストが続けられているようです。
こちらは120mm/135mmエンドのカセット式、シングル仕様でラチェット数は120ノッチ。フリーコグを使わないことで大きく軽量化出来ますし、歯数の変更とそれにかかるコストへの負担も軽減出来ます。
こちらも非常に楽しみですね。
勿論、他のFixcraft製品と同様、THBP経由での取り寄せも可能ですので、興味のある方はいつものメールアドレスまでお問い合わせ下さい。
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