2010/12/17
A memories of Taiwan
台湾から帰って10日ほど経ち、ようやく旅の疲れもとれてきた今日この頃。写真の整理もほぼ終わり、気がつくとダイジェスト版のムービーや台湾のプレーヤーやオーディエンスが撮ってくれた写真もfacebookを中心にあちこちに上がってきています。
一番長く滞在していたRikiが5泊6日、CrowとTakanoriに至っては3泊4日の滞在。おまけに早朝7時に羽田を発つ便での台湾入り、そしてほぼ毎日朝から晩まで自転車乗りっぱなし(勿論台湾・松山空港から市内へもその場で自転車組み立てて自走です。)という強行軍。しかも帰国してから判明したのですがTakanoriは直前の練習で肋骨一本骨折、一本ひび。なにげに全員疲れ切っての帰国でしたが、台湾のプレーヤー、ライダー達のおかげで良い思い出がいっぱいです。
まず大会の結果からですが、黑雷チーム、予選グループリーグ全勝、決勝トーナメントは準決勝で1敗し3位。準優勝は金曜、土曜とみっちり一緒に練習し、準決勝で黑雷を下したGloryC Bike Poloのチーム1、そして優勝はグループリーグでは黑雷に敗れたものの決勝トーナメントを負け無しで勝ち上がったオーガナイザのMark率いる七月半チームとなりました。(全部で17チームが参加していました。(うち女子チーム2チーム(女子チーム同士のエキシビションマッチのみ。)含む。)
いざ会場に到着してみると、諸々都合で当初聞いていたよりコートのサイズが小さかったりして結構苦戦しましたが、それより何よりオーガナイザはじめ、参加していた台湾各地のプレーヤーや大会を実質的に仕切っていたMarkたちの気遣いのおかげでアウェーであるにもかかわらず非常に楽しませて頂きました。
ちなみに都合、現地のプレーヤー達とポロできたのは4日間。木曜に台北入りしたRikiが金曜にまずGloryCのJames達に連れられて、彼らの地元の公園で夕食後、2,3時間。
翌土曜日に今度はその日に台北に着いたCrow、Takanoriと三人そろって市内のストリート・ホッケーのリンクにて、これまた3時間ほど。
で、日曜早朝に高雄に移動し、トーナメント。翌月曜日も夕方から高雄のクルー達とがっつり。
これ以外にも台北のフィックスライダー達中心のグループライドに参加してゴール地点でちょこっとレクチャーしたり、地元のお店を回ってるときにバンコクでポロしているというライダーと知り合ったりと非常に濃い日々でした。
台湾のプレイヤー達はちょうど一年ちょっと前の自分達と一緒。決して下手ではないんですが、テクニック、イクイップメント、ルール等々、いろんなところでほんのちょっとだけ情報が足りてないといったところ。逆に言えば、そこさえクリアしてしまえばこの先短期間のうちにグンッと伸びる可能性が高そう。実際、個々のプレーの質は決して低くはありませんでしたし、いくつかのチームはそのまま日本で大会に出ても通用するレベルだと思います。
そして吸収しようとする意欲と欲求も高い。
練習中に、そして試合中にどんどん成長していっているのが見ていてはっきり分かります。こちらのプレーを貪欲に吸収して、一度対戦すると次は同じプレーを仕掛けてきます。台北の面々も高雄の面々も練習の最初と最後では動きやプレーが全く別人のようでした。
来年には逆に台湾からのプレーヤーが日本に来るという話もありますし、東京からも再び台湾へ、という話も早速出ています。
国や自治体といった大きな支援があるわけでもなく完全にストリート・レベルでの動きではありますが、今後もこういう形で交流を続けていけばアジアカップの開催もそう遠くない将来に実現するでしょう。(実際RikiとMarkは真剣にその辺の話をしてきた模様です。)
今後もアジアのバイク・ポロ・シーンに注目です。
最後に今回の遠征ではサポートを申し出頂いたCCPさん、CHROMEさんはじめ、多くの方々にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。有難う御座いました。
そして台湾のみんな。GloryC Bike Poloのみんな、Taichung City Bike Polo (TCC)のみんな、Mark達Formosan Serow Bike Clubの皆さん、貳陸貳、LOWRIDER BIKE POLOのみんな、大会オーガナイザのTIDO、東京快転急便のゲンと仲間達、NabiisのKenと仲間達、Free Parable DesignのWeng社長、本当にお世話になりました。
また来年、東京で、そして台湾で会いましょう!
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