2011/05/16
brake cable settings for bike polo
日本でも徐々に浸透してきたダブル・プルのブレーキ・レバーですが、今回はTHBPからRikiのセッティングをご紹介させていただきます。
といってもレバー自体はよくある構造のUSハンドメイドのカスタム品。注目して欲しいのは通常の使用方法とは逆にレバー側に取り付けられた dia-compe の Flexie (正確にはVブレーキ用の Flexie-V です。)。
リア・ブレーキだけのセッティングでもそうですが、どうしてもブレーキ・アウターのレバー側の部分がハンドルの操作やクラッシュ等が重なるうちに割れたり、曲がってきてしまい、レバーを引いたときにフィーリングが変わってしまう原因となってしまいます。
特に試合中にこうなると最悪。なにせゲーム中にいきなりブレーキの引きが重くなったりするわけですから。
そこでアウターを直接レバーの受けに差し込むのではなく、本来インナーリードとしてブレーキ本体側に取り付けられるFlexieの先端部分をレバー側の受けに入れているわけです。さすがにアルミでできているだけあって、この先端部分、簡単には割れませんしケーブルが自在に曲がることにより、本来ならアウターケーブルにかかるストレスも上手く逃がしてくれています。
おかげで何度か派手にハンドルを切った状態で転倒しているようですが、今のところインナーケーブルが曲がったりすることもなくブレーキ操作は快調なようです。
ブレーキ本体側には通常通りケーブルを受けさせればいいのですが、Rikiの場合はVブレーキを使用していることもあり、通常のバナナタイプのインナー・リードではなくこちらもフレックス・タイプのリードを使用しています。
このカスタム、今使っているケーブル類以外に必要なコストが500円程度と格安ですので、ケーブル根本のトラブルにお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。
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